【カンボジア祝日】9月のプチュンバン(お盆)について解説!

はじめに

こんにちは。

カンボジアに興味がある人
カンボジアに興味がある人

・カンボジアの祝日について知りたい!

・どのような特徴があるの?

・日本で言うとどんなイベントなの?

このような疑問にシェムリアップ在住の僕がお答えしていきたいと思います。

カンボジアの祝祭日・行事について当ブログを通してお伝えしていきたいと思いますが、この記事では毎年9月に行われる「プチュンバン」という行事を取り上げたいと思います。

観光客の方も参加出来るようなイベントなので、この時期にカンボジアへ訪れる際にはこのローカルなイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。

具体的な行事内容注意点なども併せてお伝えしていきますので、是非とも最後までご覧頂ければと思います!

【カンボジア祝日】9月のプチュンバン(お盆)について解説!

プチュンバンとは?

日本で言う所の「お盆にあたり、国民のほとんどが仏教徒のカンボジア人にとって、とても重要な行事となります。

「プチュン」みんなで集まることを意味し、「バン」ご飯をカップに分け与えることを意味します。(このご飯をカップに分け与えるというのがイメージしづらいと思いますが、後ほど写真付きで詳しくご紹介します)

参考 Did you know: Pchum Ben Festival is Ancestors’ DayKhmer Times

ご先祖様の霊を迎え入れ、ご先祖様に感謝を伝える大事な行事です。

そして、この期間に親戚が集まってみんなでお寺へ行き僧侶へお金や品物を分け与えたり、寄進したりします。

基本的にはこの期間は学校や仕事は休みになり、日本のお盆休みのようにそれぞれの地元へと帰省します。

家族との時間を過ごしたり、地元の友達との再会を楽しむみたいです!

ですが、最近は時代が変わってきた影響か、僕の友達なんかは仕事場の友達と隣国タイへ遊びに行ったりしています笑

最近だと日本でもお盆休みを利用して実家へ帰省せずに、海外旅行へ行ったりする人がいると思います。

世代によってはカンボジアでもお盆に対する意識が変わってきてるのかもしれません。

とはいえ、カンボジアでは約40年前にポルポトによる大虐殺があった影響で
ご先祖様の供養は非常に大事にされております。

僕のカンボジア人妻もこの期間は「カンボジア人にとっては大事な期間。平和な毎日を送れていることにあらためて感謝しなければならない」と言っていました。

慣習

お寺へ行く際には服装は白い服で、事前に用意しておいたお米品物を寄進するために持って行きます。

田舎出身で出稼ぎで街へと出ている人達もこの期間には帰省したいところですが、どうしても仕事を休めずに帰省できない人やお金が足りなくて帰省できない人も中にはいます。

そういった場合には、それまでに貯金していたお金を送金サービスなどを使って、両親に感謝の気持ちを込めて渡すことがあります。

期間

プチュンバンの期間は15日間です。

この期間中にご先祖様がこの世に戻ってくると言われています。

今年(2019年)のプチュンバンは9月14日から始まり、29日までとなっています。

この期間全てが休みになるわけではなく、祝日となるのは毎年3−4日間だけです。

ちなみに今年は9月の27日、28日、29日のみです。

日本のお盆休みと一緒でこの祝日3日間の前後数日を休み「プチュンバン休み」として1週間ほど休む人もいます。

注意点

先ほどもお伝えしましたが、帰省するだけでもお金がかかり、地元に戻っても家族や友達との時間を過ごすために食事(パーティー)や外出をするので、どうしてもお金が必要となってきます。

ですので、この時期はとてもスリや空き巣が増える時期でもあります。

日本大使館からも注意喚起が出されています!!

プチュム・バン期間中の注意喚起 (2019年9月24日) 

在カンボジア日本国大使館

また、カンボジアでは飲酒運転は全然取り締まっていないので、普通にお酒を飲んだ後も運転します。

車でもバイクでもスピードガンガン出して、実際に事故も多いです。

ですので、この期間の夜間の外出は控えた方が良いです!!

シェムリアップは観光の街なので、お店が閉まったりすることはほとんどないです。

閉まると言えば、小さな個人商店や銀行ぐらいです。

地方に住むカンボジア人も休みを利用してシェムリアップに遊びに来ますので、シェムリアップの繁華街である「パブストリート」も混雑します。

観光客の方々はスリや事故には十分にお気を付けください!

シェムリアップの夜はパブストリートで決まり!在住者が解説!

プチュンバンを実際に体験

ここからは実際に僕も参加してきたプチュンバンの様子を写真付きでお伝えします。

と、その前に最近の若い世代は家族ともお寺へ行きますし、友達同士だけでお寺へ行くこともあります。

これは僕の友達(一番左)の写真ですが、このように友達同士でお寺へ行って、そのあとにみんなで遠出へドライブしたり遺跡へ行ったりして友達との時間を楽しむみたいです。

プチュンバン

この中の何人かも持っていますが、銀色のお弁当箱みたいなものにそれぞれが事前に用意した料理を入れて、お寺へ寄進します。

「出安居(であんご)」とも言われます。

事前に用意して、お寺へ寄進するものです。
特に決まりはないようで主に飲み物やお菓子、文房具などが入ってます。
寄進するもの
ご飯(銀色の入れ物)やカップ麺、水なども寄進します。
僧侶だけのものではなく、お寺に来る貧しい人々にも分け与えられるので各自たくさん持っていきます!
パゴダ
「パゴダ」と言われる仏教寺院。
祖先が祀られています。
プチュンバン
寺院の敷地内にて寄進します。
ここで各々がお参りをします。
僧侶からの「読経(どきょう)」のようなものもありました。
プチュンバン
「プチュンバン」の「バン」の意味でもあるご飯を分け与える儀式です。
子供達が一生懸命に手伝いをしてました。
プチュンバン
子供達がよそってくれたご飯を少しづつこのカップの中へと分け与えていきます。
お金も少量ですが寄進していきます。

さいごに

以上がカンボジアのお盆であるプチュンバンの様子です。

冒頭でもお伝えしましたが、カンボジア人のほとんどが仏教徒なのでとても大事な行事です!

この時期に観光でカンボジアへ来る機会があれば遺跡観光と併せて、こういったローカルな行事も覗いてみることでよりリアルなカンボジアを垣間見ることが出来ると思います。

ただ、カンボジア人にとってはとても大事な行事ですので、最低限のマナーはしっかりと守った上で行事の邪魔にならない範囲で見てください!!

この時期の遺跡観光は非常に混み合いますので、スリなどのトラブルに巻き込まれないように身の回りにはお気をつけて観光をお楽しみください!


最後までお読みいただきありがとうございます!!!