海外移住の注意点【カンボジア移住体験談】

海外移住の注意点【カンボジア移住体験談】

こんにちは。

海外移住に興味がある人
海外移住に興味がある人

・海外移住したいけど何から手を付ければ良いかわからない!

・海外移住する上での注意点は?

・実際に海外移住した人の話を聞いてみたい

このような疑問に自分の体験談も交えてお答えしていきます。

筆者について

僕は現在、日本を離れてカンボジアで暮らしております。

もともと「海外で生活する」という強い意志はなく、大学を卒業し、新卒として日本で働いていた前職を退職したことをキッカケに、海外転職という道を選び、海外移住することを決意しました。

ちなみに、昨年にはカンボジア人妻と国際結婚しましたので、より海外生活が長くなると思います。

当時の僕は海外移住を決意したものの、それまでに海外で仕事をしたことも無ければ、生活したことすら無かったので、始めはだいぶ苦労しました笑

そんな自分の失敗談苦労したことも含めつつ、海外移住の注意点をこの記事ではお伝えしていきますので、海外移住に興味がある方は是非最後までご覧頂ければと思います!

1.社会保障制度を確認

社会保障制度は国によって大きく変わってきます。

特に、ここでは「医療」についてお伝えしたいと思います。

実際に海外に住んでみて実感しますが、日本において「病院に気軽に行けて、診察を受け、薬まで出してもらえる」というのはとても恵まれていることです。

他の国は日本とは違って、社会保障制度が整っていない国が多く「病院へ行きたくても医療費が高く、気軽に行けない」というようなことはよくあります。

僕がいま住んでいるカンボジアだと国民皆保険制度なるものが無いので、ローカルのカンボジア人からすると医療費が高く、病院に気軽に行くことは出来ません。

そのため、海外のNGOが運営している無料の病院医療設備が乏しい町医者のような小さい病院へ行くしかありません。

海外ではこのように社会保障制度がしっかりと整備されていない国が多いので、あらかじめ移住先の国の社会保障制度について調べて置くことをお勧めします。

言い方が少しキツイかもしれませんが、日本だとちょっと熱っぽいとか少し怪我しただけでも心配であればすぐに病院へ行くと思います。

それは病院に行ったとしても国民健康保険が利いて、そこまで高くない医療費を払うことが出来るからであって、保険が利かずに全額負担だとすれば病院へ行くことも躊躇するのではないでしょうか。

海外移住を検討している方は、この国民健康保険の効力について気を付けなければなりません。

税金の関係から、ほとんどの方が海外移住する前に、日本にある住民票を抜いてから海外へ移住すると思います。

その住民票を抜いた時点で、国民健康保険証は効力が無くなります

特に、持病をお持ちの方は保険証の効力があるうちに、日本で健康診断を受けておき、仮に何か問題が見つかった場合は事前に治療しておくことをお勧めします。

そして、万が一海外にて病院へかかるとなった時のために、普段使用している薬これまでの病気の経歴などの英語版の書類も用意できれば万全の体制です。

また、下記の2点も日本を発つ前に確認しておくことをお勧めします。

歯の治療

体に問題が無かったとしても「歯」に懸念を持つ方は多いのではないでしょうか。

仮に、海外保険に加入していたとしても歯の治療は保険適用外になることがほとんどです。

歯の治療は海外だと高額請求されてしまいますので、心配な方は日本出国前に治療を済ませておきましょう。

予防接種

予防接種を受けていないと入国出来ないような国もあります。

僕もカンボジアへ来る前は病院で打ってから、渡航しました。

予防接種は1回のみではなく、期間を空けて何回か打つタイプもあるので出国前から逆算して予定を立てることをお勧めします。

参考 海外で健康に過ごすために厚生労働省検疫所

2.手続き関係を確認

海外移住するにあたって、書類での手続きが多くあります。

手続き内容は主に日本を離れる前に行うもの移住をする国での手続きとに分かれます。

先に日本側から順に追っていきます。

住民票

海外転出届を出す(住民票を抜く)と「国民年金保険料の納付の義務なし」「国民健康保険料の納付義務なし」「住民税の納付義務なし」となります。

また、マイナンバーも効力を無くします。

住民票を抜かずに住民票を日本に残しておくと、たとえ海外で生活していたとしてもそこに居住しているとみなされ、住民税を納めることになってしまいます。

僕はもちろん住民票は抜いています。

基本的に海外移住をする人は無駄な税金を払わないために、抜いている人がほとんどです。

国民年金

住民票を抜いたとしても国民年金を任意で払い続けることもできます

それにより、一定期間払い続けて老後の生活を支える「老齢年金」が高齢時にもらえます。

これが一般的に年金と聞いてイメージされるものだと思いますが、高齢でなくとも、一定の保険料納付要件を満たしていれば病気や怪我をした時に支給される「障害年金」や年金を納めている方が亡くなり、その方によって生計を立てられていた遺族が受給できる「遺族基礎年金」というものもあります。

なかなか日本で会社員をしていると年金のことなどは会社任せで、自分で管理することもなく、わかりづらく、面倒だとは思いますがとても大事なことですので海外移住を始める前に一度、年金について考えてみてはいかがでしょうか。

日本年金機構のサービスで、ネット上から自分の年金記録を確認できるものもありますので、海外からでも随時確認することができます。

参考 ねんきんネット日本年金機構

郵便物

郵便局では国内郵便物の国外転送は行っていません。

ですので、重要な国内郵便物は実家に送ってもらいそこからEMS(国際郵便サービス)などで海外の住所まで送ってもらうのが良いのではないでしょうか。

案外忘れがちなのが「運転免許証の更新通知」です。

免許証更新のお知らせは仮に住民票を抜いていたとしても、免許証に記載の住所へと送付されます。

誕生日の前後1ヶ月に更新しないと免許証が失効してしまいますのでご注意を!

また、海外でも運転をお考えの方は「国際運転免許証」の申請も事前に行っておくと日本を離れてから複雑な手続きをしなくて済みます。

参考 免許更新のハガキって?運転免許相談所 参考 国際郵便郵便局

スマホ

日本で使用していたスマホはどうするのか悩む方も多いのではないでしょうか。

僕は日本で長年ドコモと契約しており、その携帯番号で色々と各所に登録していたり、知り合いともその番号で繋がっていたり(LINEも)したので手放したくはありませんでした。

その際に色々と自分で調べた結果、ドコモで他のプランに変更したとしても海外移住者には結局高くつくので、MNPを利用し、携帯番号はそのままで格安SIMへ移行することにしました。

MNP(楽天モバイル公式サイト:MNPとは)を利用すると他社へ移行してもそれまでに使用していた番号を使えますのでお勧めです。

当時は「フリーテル」という格安SIM会社に申し込んで、月々800円ぐらいで日本の番号をそのまま持っておくことができるプランを利用していました。

ちなみにフリーテルは現在、楽天に買収されて楽天モバイルとして運営されており、今では格安SIMカード人気ランキングで1位を誇るまでになりました。

料金携帯や支払い方法などもシンプルでわかりやすいですし、オプション・サービスが充実しているのも特徴的です。

MNPを利用して今まで使っていた番号を使用できますのでぜひ海外移住で日本の番号もキープしときたいとう方は楽天モバイルをお勧めします。

楽天モバイル公式サイト:ご利用の流れ

クレジットカード

海外から日本のサイトでネットショッピングをする際に日本で発行されたクレジットカードしか受け付けておりませんということがよくありますので、日本で発行されたクレジットカード1枚は持っておくべきです。

海外で生活するのであれば、クレジットカードのブランドは日本の企業JCBよりかは世界ブランドのVISAMastercardをお勧めします。

もし、これからクレジットカードを作る予定の人はこの2大国際ブランドを選べて入会費年会費が完全無料楽天カードがお勧めです。

楽天カードは審査に通りやすいのが特徴で主婦やアルバイト・フリーランスの方でも申し込み可能です。

年会費もかからないですし、解約金もかかりません。

ですので、発行して使わずに持っておいたとしても何の損もありません

損どころか新規入会するだけで2000ポイントが手に入るので、実質無料で2000円が手に入ることになります。

また、楽天カード新規入会キャンペーンなどもうまく活用すれば時期にもよりますが最大で3000〜5000ポイントもゲット出来ちゃいます!

楽天カード

【公式サイト】楽天カード

ちなみに、この楽天カードは海外旅行において、海外街旅行保険の代わりになるようなコスパ最高のクレジットカードです!

詳しくはこちらの記事にて解説しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

海外旅行保険は楽天カードで十分!補償内容、補償額を詳しく解説!

引っ越し

いざ、海外移住するにしても、どうやって海外引越しをするのか不安な方も多いと思います。

大きな家具などは基本的に現地で買うと思いますが、それでも日本から持っていきたいものもあるかと思います。

ですが、国内の引越しとは違ってその国に持ち込めるもの、持ち込めないもの、すぐ届くもの、届かないもの、など関税の関係もあって個人での手続きはわからないことも多くとても複雑です。

ただでさえ、役所での手続きなどに追われる日々が続きますので、なるべくストレスなく負担を少しでも減らしたいという方はそういった引越しにかかる手続きも代行してくれる「引越し業者」に頼んでみるといいかもしれません。

ましてや海外への引越しとなると、少し値がしてでも丁寧に安全に運んでくれる業者が良いと思いますので「引越し業者の無料一括お見積もりサービス」を利用していろんな業者を比較し、有効活用してみてください。

参考 海外引越しクロネコヤマト

ここからは移住先となる国での手続きについてです!

ですが本当に国によって手続き内容がバラバラなので、ご自身でしっかり確認することが重要になってきます。

ビザの種類

ビザが無くても190ヶ国に行ける日本のパスポートはシンガポールのパスポートと並んで世界最強とも言われますが、移住つまりその国に住むとなれば話は変わってきます。

どのくらいの期間滞在するつもりで、滞在目的によって取得するビザが変わります。

観光ビザで入国したとしても一定期間しか滞在できませんので、いずれその国から出国しなければなりません。

長期ビザが取りづらい国では短期ビザで入国し、期限が近づいてきたら一旦、隣国の国境を超えて出国し、すぐさま国境を超えて入国するという手段も多く見かけます。

英語で必要書類を用意したりと、ビザ関係はなかなか自分で手続きを行うのは大変なので職場で手配してもらえれば良いですが、そうでなければ現地旅行代理店などに頼んでビザ手配の代行をお願いするのが良いかと思います。

ワークパーミット(労働許可証)

ビザを無事に取得したとしてもこの「ワークパーミット(労働許可証)」がないと現地で働けない、生活を送れないなんてこともあるのでこちらもチェックが必要です。

通常は職場で手続きをしてもらいます。

「就労ビザ」と「労働許可証」が同じような意味を持つ国もあれば全く別物でそれぞれが必要になってくるという国もあります。

僕が以前住んでいたホーチミン(ベトナム)では労働許可証が無いと銀行口座は作れなかったですし、カンボジアで結婚の手続きをした際には労働許可証を何度もチェックされました。

外国人がその国で生活を始めるわけですから簡単ではありません。

在職証明書

ビザの取得、ワークパーミットの取得の際に国によっては在職証明書が必要なこともあります。

観光ビザでさえも在職証明書が必要になる国もあります!

基本、英語版が必要ですので、仮に職場から日本語版を受け取ったら自分で訳してもOKです。

僕の場合は結婚手続きの際に英文の在職証明書が必要でしたので、職場にお願いして作成してもらいました。

ちなみに英語だと在職証明書はemployment verificationです。

内容は自分の名前、パスポート番号、月額の給与、その会社名(組織名)、いつから在籍しているのか、上司のサイン(スタンプ)、証明書の発行日、ぐらいがあれば無難だと思います。

3.その国の文化・歴史を知る

日本では当たり前でも海外では通じない文化の違いはたくさんあります。

海外で生活をするのであれば、いちいちそういった異文化に腹を立てて生活していたら身体が持ちません。

海外移住を決意したのであれば、そういった異文化を楽しめるぐらいの気持ちが大切です。

また、これは僕自身の考えですが、現地語はすぐに覚えなくてもいいですが、その国の文化や歴史はあらかじめ知っておくべきだと思っています。

自分の例になってしまいますが、僕のカンボジア人妻のお母さん(義理の母60代)に「お義母さんの昔の時代のカンボジアはどんな暮らしをしていたの?」とか「お義父さんとはどうやって出会ったの?」とか興味がある話題ですが、聞くことはできません。

それはカンボジアで、わずか40年前ポルポトという独裁者によって大虐殺が行われた暗黒の歴史(知識人を殺して、一般市民は農業へ従事させられたり、強制結婚などもありました)があるからです。

もちろんお義母さんもその時代を生き抜いてきた一人、その時代を経験してきた一人ですので思い出したくない過去ももちろんあります。(今ではお義母さんとの距離も近くなって、フレンドリーなお義母さんですので、お義母さんからその当時の話題をしてくれることもありますが、いくら距離が縮まったからと言って自分からその話題に触れることはないです)

過去(歴史)を知ることで現在どのように振舞うべきかもわかってくると思います。

また、その国での文化や歴史を少しでも知っておくことで現地人からも信用され、好感を抱いてもらえやすくなります。

さらに、日本ではあまり意識しない宗教問題、人種・民族問題などに関しても海外で暮らすのであれば少しは事前に調べておくと良いかもしれません。

さいごに

海外移住する際は事前準備がとても重要です。

移住後はその国に慣れるまで心身ともに疲れますので、あらじめ計画的に手続きを行うことをお勧めします。

また、手続き上で何かわからないことがあればネット上で探してみるのも良いですが、そこに住む現地の人に直接聞いてみるのもお勧めです

現地人だからこそ知る有益な情報はとても貴重です。

ですが、残念なことに中には同じ日本人だとしても日本人相手に詐欺をするような人達もいますので、誰に頼るのかをしっかり見極めてからその現地情報について相談することをお勧めします。


以上が「海外移住の注意点」となります。

この記事が少しでも海外移住を考えている方のご参考になれれば幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございます!!